CIO LoungeMAGAZINE_2022autumn
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より良い社会を実現するためにITやデジタルを高度利用し、未来につなげるすいというのはあると思います。矢島 何千万円とかかることも珍しくありませんが、CIOLoungeだと基本は無償でご相談していただけます。正会員のメンバーは豊富な知見を持つ方々なので、安心できます。ぜひ気軽に利用していただけたらと思います。小林 う方も多いのですが、「こんなことを聞いてもいいんだろうか…」と思うようなことでも大歓迎です。皆様の相談にお答えすることで、私たちも日々勉強させていただいています。加藤 と分かりません。商工会議所の方と議論したり、皆様からリアルな声をいただいたりしながら、今後より良いご提案ができるようにさらに学びを深めたいと思っています。ITのコンサルに相談すると、それこそ何百万円、どんなことをご相談すればいいのか分からないとい特に中小企業の方々の実情は直接お話を伺わないCIOLoungeは設立から4年、本格的な活動矢島 を始めて2年になります。この期間で、サポート会員の方々や仲間を増やしながら走り続けてきたわけですが、そろそろ発信してきた内容を様々なメディアに形として残していく時期が来たとも感じています。日本の将来を見据えると、高い志を持ったCIOをもっと育てていく必要があります。後進のCIOが育っていけば、日本企業におけるIT化やデジタル化への加速が進み、中小企業を含め日本企業を良くしていくきっかけにはなるでしょう。そのためにも、私たちの活動や考え方をもっと広く知っていただくための取り組みにも力を入れていきたいのです。この活動を未来につなげるには、より早いサイク加藤 ルで成果を出しながら、世代交代を図っていく必要があります。だからこそ今から10年先20年先のために準備をしておかないと間に合いません。私の場合は、CIOLoungeの立ち上げによって後継を育てるチャンスをいただけたと思っています。長年培ってきた知見を次の世代に語り継いでいくことができる、この場にいられることがとても誇らしいです。小林 CIOLoungeの活動で気付いたのは、ミッションは基本的に皆同じなんですが、置かれている立場とか責任の範疇が少しずつ違うんですね。目指す方向は同じでも、様々な角度から一つのものを見ることができる。それが私たちの強みだと思います。矢島 済で支えていく。支えるための切り口として、私たちの活動がITやデジタルであると考えています。小林 CIOLoungeの活動をしていると、私たちの経験や知識は、もっと多くの方のお役に立てるのではないかと強く感じます。加藤 いという思いがある仲間を、CIOLoungeではいつでも歓迎します。矢島 自分の子供の世代、孫の世代に向けて、この国を経もちろん発信していく側の責任はありますが、自分の知見を活かして、日本社会をより良くしたお酒を飲みながら、一緒に語り合いましょう(笑)。 8Thoughts on the bridge to pass on to the future.

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