SCM分科会主催による4回目のワークショップを次の通り開催しました。【開催日】6月27日(金)【参加者】正会員10名、サポート会員24名、 【テ ー マ】「なぜ、SCM/DXの取り組みは 今回は以前から要望のあったサポート会員を中心に議論を展開するという試みにチャレンジしました。少人数のテーブルで活発な議論を行い、その結果を共有しました。今回のワークショップでは、初参加の方が4分の3を占めることから、これまでの分科会活動の内容や成果について報告するとともに、今後の方針や予定について説明しました。また事前に実施したアンケートについても説明しました。今回のワークショップでは付箋を活用した試みが奏功し、これまでで最も活発な議論となりました。議論を通じて、企業規模により異なる課題(大企業:意思決定の遅さ、中小企業:人材・ノウハウ不足等)もより明確になりました。4グループに共通する課題は次の3点です。主催者側15名 計49名うまくいかないのか」①トップマネジメントのイニシアチブ②SCMを理解したリーダーの不在③標準化の進め方これらの課題は一朝一夕に解決するものではなく、コミュニケーションを通じた地道な努力によってのみ解決できるものと考えます。SCM分科会としてサポート会員中心の議論を展開するという初めての試みでしたが、当日のアンケートでは、次のようなコメントをいただきました。●様々なメンバーと様々な視点でディスカッションでき、大きな学びとなった●本音ベース、理想論抜きで議論がされていたのは非常に新鮮だった●自分と同様の経験値を有する人たちと議論し、課題認識が共有できた次回のワークショップでは同じテーマでユーザー企業中心の議論を展開する予定です。ユーザー企業様からSCMについて勉強したいとの要望をいただいたこともあり、これも初めての試みですが、勉強会の活動をスタート致しました。これまでに開催した勉強会は次の通りです。①開催日:2025年7月30日(水)訪問先:ハウス食品株式会社テーマ:在庫適正化と意思決定のあり方②開催日:2025年8月21日(木)訪問先:パナソニックインダストリー株式会社テーマ:SCMの多様性と需要予測・販売 見込精度の向上③開催日:2025年9月9日(火)訪問先:京セラ株式会社テーマ:標準化推進と販売管理のあり方〈参加者からのコメント〉〇紹介された内容は多くの企業様が取り組んできた経験と知識の集積であり、具体的な事例や課題は大変参考になった。〇勉強会は大変勉強になった。資料を元にサプライチェーンの課題や今後の方向性について改めて検討していきたい。今後とも、このようなユーザー企業様による議論を通じて、SCMのネットワークを拡充・強化していきたいと考えています。SubcommitteeⅠ.SCM分科会活動報告Ⅱ.ディスカッションのまとめⅢ.参加者の声SCM分科会サポート会員様を中心とした初のSCMワークショップ開催 【勉強会の開催】ディスカッションスケジュールハウス食品様との集合写真パナソニックインダストリー様での勉強会分科会報告17
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