テ ー マ 開催日 場 所 参加者 13名CIOLounge東京在住会員活動の一環として「AI活用勉強会」が開催されました。近年、生成AIは急速に社会に浸透し、企業や教育の現場だけでなく日常生活にも利用が広がっています。一方で、情報漏えいや誤情報などのリスクも指摘され、安心して活用する知識が欠かせません。こうした背景のもと、今回は大阪から講師として東本謙治さん(正会員)を招き、最新の動向を踏まえた講演と質疑応答を行いました。講演は「生成AIのリスクを理解し、そのリスクを回避しつつ、個人として最大限に利活用する」。2時間半にわたり「生成AIの概要と安全な利用」「実習とユースケース体験」「まとめと意見交換」の構成で進められました。最初にChatGPT(文章生成の代表サービス)やPerplexity(検索とAIを組み合わせた情報収集サービス)などを例に解説。利用にあたっては、機密情報を入力しないことや出力を鵜呑みにしない姿勢が重要と強調されました。さらに生成AIを操作しながらユースケース紹介が行われました。文章要約や資料作成、調2025年8月25日(月)株式会社アシスト本社AI活用勉強会査補助など日常業務ですぐ試せる内容が中心です。加えて、Felo(検索支援アプリ)、NotebookLM(要点抽出・要約特化)、PLAUD・AI(音声会話を記録・要約するサービス)といった派生サービスも紹介され、AIが生活や仕事を後押ししている様子が実感できました。今回の勉強会で浮かび上がったのは、生成AIは「便利な道具」であると同時に「扱い方次第でリスクも伴う存在」であるという点です。大切なのは、小さな用途から試し、成果と注意点を体験していくことです。本勉強会は網羅性とわかりやすさ、最先端の情報と実用的なアイディアに溢れていて、参加者からも「早速試したい」「仕事に活用できる」「もっと学びたい」等のコメントが寄せられていました。読者の皆様にも、業務や生活に生成AIを取り入れ、自分なりの使い方を見つけていただければ幸いです。テ ー マ 「東洋紡におけるDX取り組み事例」 本年4月から開始しました西日本地区における第2回交流会を東洋紡株式会社CDOの矢吹さんのご配慮により以下の要領にて開催いたしました。開催日 2025年6月25日(水)場 所 東洋紡株式会社本社 参加者 加藤副理事長による開会挨拶の後、東洋紡様のDX取り組みについてご説明がありました。その中でシステム更改については、様々な対応ケースを洗い出し一つひとつ長所短所を検討されている取り組みについて詳しくご説明いただきました。その後、参加いただいた皆様から多くの質疑が出され、活発な意見交換が行われました。これまでの体験からの苦労話、意見、アドバイス等が数多く出され、大変熱のこもった意見交換ができたものと思います。東洋紡様の担当マネージャーからは「皆様から様々な貴重なご意見、ご助言を賜り大変参考になりました」との言葉もいただくことができました。その後の懇親会においても、引き続き豊富な話題で盛り上がり、大変充実した時間を過ごすことができました。東洋紡様2名)第3回交流会は日本ハムシステムソリューションズ株式会社の田口社長にご配慮いただき、以下の要領にて開催いたしました。開催日 2025年8月26日(火) 場 所 日本ハムシステムソリューションズ 株式会社本社テーマ ニッポンハムグループ 「基幹システム再構築検討・取組」参加者 22名(正会員12名、理事7名、 日本ハムシステムソリューションズ3名)矢島理事長による開会挨拶の後、日本ハム様による「基幹システム再構築」と題し、背景〜構築〜本番稼働〜稼働後フォローに関する取り組みについて詳しくご説明いただきました。質疑応答においては、具体的かつ核心部分の質問が数多く出て質疑応答時間をオーバーするなど活発な意見交換を行われました。その後、2チームに分かれて基幹システム関連のディスカッションを行い、熱のこもった有意義な討議を行うことができました。第3回交流会冒頭の理事長挨拶では「基幹システムが各企業の重要テーマとなりつつあり、CIOLoungeでも、今春より基幹システム検討分科会を立ち上げた」とのお話がありました。その意味では2回目、3回目は基幹システム関連のテーマとなり活発な意見交換ができたものと思います。東洋紡、日本ハムシステムソリューションズの皆様にはご協力いただき感謝申し上げます。またご参加いただきました皆様、ありがとうございました。【第2回交流会】【第3回交流会】【最後に】東京地区情報交換会開催報告西日本地区交流会開催報告当日の様子18名(正会員10名、理事6名、24各種報告
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