CIO Lounge Magazine_2026winter
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2025年の漢字は「熊」でした。人間と動物が社会の中で従来暗黙の境界線を持ち、互いに共存してきました。しかし生活環境が各地で崩れた結果、町中に熊が出没し、被害をもたらしたことから選ばれました。2025年は人間と動物の環境が変化しただけでなく、世の中に生成AIが猛スピードで展開した年でもあります。生成AIの発展が、人間とコンピュータとの社会における境界線も動物以上に変化がもたらされていくのではないでしょうか。私は長年、大学で非常勤講師をしておりますが、大学の先生方から生成AIの活用に対し二極分化したご意見を耳にいたします。一方の先生は「学生が論文などを作成するにあたり、AIを活用することを禁じる」と言う先生。もう一方は「積極的にAIを活用し、AIの意見や提示される情報も活用したうえで、自分の論文を作り上げればよい」とおっしゃる先生です。どちらが正しいか否かをここで問うているのではなく、皆様はどちらの先生のご意見に賛同されますでしょうか?従来我々が対策してきた所謂「受験勉強」の多くは、「記憶」でした。記憶した知識を元に課題を解いていくのが理系でも文系でも求められてきました。しかし今やパソコン、スマホを活用して、情報検索を瞬時で行えることができ、さらには生成AIにより過去の事例から推測する整理すら可能な時代に我々は今生きています。そうした時代において人材をどの様に育成すればよいのか、どのような能力を評価すればよいのかが大きく変化している時代であると感じてお  2ります。個人的な意見ですが、学校の受験会場にPCやスマホを持ち込み、それらの機器や能力を最大限に活用しても良いのではないでしょうか。フルに活用したうえで、与えられた課題を解いていくことができる人材がこれからの社会の中で求められているのでないかと感じております。こんな意見を述べると文科省や大学機関から苦情が出るかもしれませんが・・・我々CIOLoungeは過去の慣習や縛られた枠にとらわれることなく、真に社会に必要な取り組みを素直に考え、活動し、そして社会や企業への貢献をしていきたいと思っております。私が最も尊敬する経営者は松下幸之助氏です。幸之助氏がある方に「経営を成功させた秘訣は何か?」と問われた際、「素直な心で経営をした事」と答えられました。「素直な心」とは、何事に対しても「はい!」と言う姿勢ではなく、「天地自然の理に従い、世間の声を聞き、衆知を集めて、なすべきことをすること」であると言っておられます。技術を含め世界中で起きている急激な変化を素直に受け止め今後も進めて参ります。引き続き皆様の力強いご支援をよろしくお願いいたします。皆様こんにちは!CIOLounge理事長の矢島孝應です。  理事長 矢島 孝應

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