CIO Lounge Magazine_2026winter
9/28

矢島 富永社長 矢島 富永社長 矢島 今年「アシックスファウンデーション財団」という一般財団法人を設立しました。この財団は、当社の株式の発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合0.98%を入れて、その配当で経済的・社会的に困難な状況にある青少年、障がい者、女性を対象に各地域の特有の課題や背景を考慮したスポーツ活動への支援を実施します。これは、ビジネスの枠を超え、創業者鬼塚喜八郎の思いと創業哲学を現代に体現していく取り組みだと考えています。なってきている今、異業種連携によるエコシステムの構築が重要だと感じています。企業間連携やデータ共有を通じて新たな価値を創出することが重要だと考えています。企業戦略の観点から、ご提案やご一緒にできる取り組みがあれば、ぜひお聞かせください。発が中心でしたが、今後はサービス分野でもぜひご一緒したいと考えています。たとえば、私たちは「富士山マラソン」のイベントを開催しており、参加者の約70%が海外からの方々です。このような状況から、単なるランニングにとどまらず、ホテルの利用や地域体験など、多様なサービスニーズがあることがわかります。私たちだけでは対応しきれない部分もあるため、体を動かすことを軸に、ぜひ協業して取り組みを盛り上げていければと思います。今後のビジョンについてぜひお聞かせください。とがマイルストーンですし、これまで培ってきた経験を活かし、グローバル化とデジタル化を加速させ、成果を出していきたいと考えています。ITやデジタルの進展により業界の垣根が曖昧に企業の連携という意味では、今までは製品開これからの富永社長の夢、今後のビジョンについて、社長として、「売上1兆円」を目指して行くこCIOやCDOを経験されて企業を牽引される姿は、トップランナーだと感じています。今後、CIOやCDOとしての経験の視点から「成功の秘訣」をお聞かせください。私は企業で約40年働いてきましたが、時代の変化を強く感じています。ITからデジタル、そしてAIの時代へと進化し、ここ10年で経営者のIT・デジタル人材への見方も大きく変わりました。これは大きなチャンスであり、多くの経営者が自社のデジタル人材の拡充を進めています。私たちが活躍できる場は、確実に広がっていると実感しています。最後に最後に、富永社長から皆様にメッセージをお願い出来ますでしょうか?私自身、今回初めてお客様の立場になってみて、「どのような対応をされるのだろう」と思いながら臨みました。実際、思っていたよりも丁寧で親切に接していただき、さまざまなお話も伺うことができました。ただ、やはり複数のコンサル会社やベンダーの方々とお話ししていると、大きく2つのタイプに分かれると感じています。一つは、自社のソリューションをそのまま提案して、「うちもこれを使っているので、あなたもどうぞ」といったスタンスの方々。もう一つは、真のパートナーシップを築き、長期的な視点で一緒に取り組んでいこうと考えてくださる方々です。ぜひ、後者のような姿勢で、私たちの取り組みをサポートしていただければと思います。本日は、ありがとうございました。本日は、お忙しい中、快くご対応いただき心より感謝申し上げます。今後も業界でさらなる成功を収められることを心より願っております。誠にありがとうございました。富永社長 矢島 富永社長 矢島 8■出身地 兵庫県神戸市  ■学歴 米国大学 工学部 MBA卒業■経歴1987年 アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア) 1996年 日本アイ・ビー・エム株式会社に入社 2009年 日本アイ・ビー・エム バイスプレジデント兼執行役員 2013年 SAPジャパン株式会社に入社、バイスプレジデント常務執行役員 2016年 株式会社ワークスアプリケーションズ米国アメリカ代表取締役社長 2018年 株式会社アシックスに入社、執行役員デジタル統括部長 2020年 常務執行役員CIO兼CDO ASICS Digital CEO(ボストン)2024年 1月代表取締役社長COO(最高執行責任者)■趣味 休日はテニスやゴルフで気持ち良く汗を流しながらリフレッシュ! ニューヨークオフィスに入社富永 満之氏プロフィール(とみなが みつゆき)Mitsuyuki Tominaga Takao Yajima

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る