CIO Loungeとサポート会員様との架け橋イベント「Networking Day2026」を開催いたしました
2026年7月3日(金)、NPO法人CIO Loungeは、サポート会員様および正会員を対象とした年次イベント「CIO Lounge Networking Day 2026」を開催いたしました。
本イベントは、「企業経営者と情報システム部門」「企業とベンダー」間の架け橋となるという当法人の理念を共有し、CIO Loungeをさらに活用していただくこと、また会員同士の交流や関係構築を深めていただくことを目的としています。当日はサポート会員企業の経営層や営業・マーケティング責任者の皆様など多くの方にご参加いただき、熱気あふれるイベントとなりました。

理事長挨拶・活動報告と新たな取り組み紹介
第一部は、総合司会である正会員 田島邦彦の進行のもと、理事長 矢島孝應の挨拶からスタートしました。続いて、理事 新本幸司よりアイスブレイキングと直近の各種活動報告が行われました。
このセッションの最大の目玉として、本イベント当日に第一版が発行された新コンセプトブック「経営とITをつなぐ羅針盤 for Enterprise」が配布されました。この『羅針盤』は、経営トップが語る大局的な戦略と、現場やパートナーからの個別の技術提案との間に生じる「テクノロジーの断絶」を埋めるための「共通言語」として開発されたものです。
具体的には、経営層が直面する課題を5つの重点カテゴリー(「グローバル・ガバナンス」「事業強靭性」「モダナイゼーション」「データ・AI活用」「組織変革」)からなる20のアジェンダに定義しています。例えば「グローバル・ガバナンス」ではゼロトラストやM&A時の統合ガバナンスを、「事業強靭性」ではサプライチェーン全体の強靭化を、「データ・AI活用」では生成AIの安全な利用環境構築などを扱っています。
さらに、それらを解決するための共創パートナーの役割を「全体を統括する軍師」や「防衛網を育む盾と道場」などのサービス群と、基盤となるプロダクト群の計13カテゴリーに分類し、マトリクス上のエコシステム・マップとして可視化しました。これにより、経営会議におけるIT投資の「翻訳機」としての活用や、M&A時の早期リスク診断、さらには自社に最適なパートナーの配役(ソーシング)など、今後の実務の最前線で強力な武器として活用されることが期待されます。
スペシャル対談 「ベンダーからビジネスパートナーへ」
メインセッションとなるスペシャル対談では、「ベンダーからビジネスパートナーへ ~変革を先導するCIOが語る、期待を超える提案と境界線~」と題し、矢島理事長がモデレーターを務めました。
登壇者には、正会員を代表して、第一線で活躍されるCIO・ITリーダーの皆様をお迎えしました。

写真左から
モデレーター NPO法人CIO Lounge理事長 矢島孝應
・ 荒川 朋美 様(双日株式会社 取締役専務執行役員/CDO・CIO)
・ 板野 則弘 様(三菱マテリアルITソリューションズ株式会社 代表取締役社長)
・ 上田 晃穂 様(関西電力株式会社 理事 IT戦略室長)
・ 辻 裕里 様(株式会社SUBARU 執行役員 CIO IT戦略本部長)
対談では、現在も企業に残るレガシーシステムの現実と今後の対応や、目指すべきITアーキテクチャ構築を阻害している要因について白熱した議論が交わされました。また、データドリブン経営の実態やAI活用の光と影、技術変革が激しい中でのチャンスとリスクの見極め方など、現場のリアルなテーマが次々と取り上げられました。
さらに、「CIOとして昨今最も重要な役割は何か?」「セキュリティーの対応判断をどう進めているか?」といった根源的な問いに加え、投資判断を経営者とどのように進め決断しているかという経営視点での取り組みについても深い見解が示されました。
ベンダーが真のパートナーとなるための条件や、外部コンサルタントに最も期待することなど、サポート会員様にとって示唆に富む実践的な知見が多数共有されました。
FM大阪企画番組 「THE CIO LOUNGE」について
続いて、正会員 飯泉香より、FM大阪のラジオ企画番組「THE CIO LOUNGE」の活動報告が行われました。2026年1月から3月にかけて放送されたSeason1の成功事例として、出演企業様からの反響が紹介されました。
Gen-AX様やソフトバンク様からはエグゼクティブ層へのメッセージ発信やブランド向上に役立ったとの声が、アットストリームパートナーズ様からは採用マーケティングへの導入企画が寄せられました。また、アサナジャパン様やNexthink様からは、二次利用できる素材が日々のビジネスアプローチにおいて効果的であったと高く評価されています。
さらに、DXの社会実装を加速させるため、2026年10月より放送時間を「5分延長」の30分枠(毎週日曜朝6:30〜)に拡大し、Season2がスタートすることも発表され、協賛の募集要項が案内されました。
ネットワーキングナイト(懇親会)
クロージングの後、第二部の懇親会はホールCへと会場を移し、理事 岸本満の総合司会により行われました。300名近い参加者が集まり、会場は大きな熱気に包まれました。参加者は正会員が配置された26のテーブルに分かれてスタートし、途中にはサポート会員がシャッフルする時間を設けることで、新たな顔合わせによる活発な意見交換やネットワーキングが行われました。

CIO Loungeは、今後も皆様のビジネスをアップデートする「実践知」を社会へ還元し、各企業様の効率化・持続的成長に貢献するための活動を続けてまいります。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。(執筆:SXチーム)



