情報セキュリティに関する諸問題を経営視点も交え解決の支援を行います

2021年6月以来、当分科会ではセミナー開催やアンケート調査等を実施してきました。特にセミナーは、参加頂いた企業の皆さまから好評価を頂戴し、有意義な機会を提供できたのではないかと考えています。

ユーザ企業・サポート企業一体で取組み、事業の成長に貢献

情報セキュリティ分科会
左から、原・金森・坂上・四本(リーダー)・尾内・田井

昨今サイバー攻撃により、事業の停止を余儀なくされる企業が増えています。こうした中で、効率的・効果的に情報資産を守り、企業価値を高めていくことは、経営者のみならず IT・セキュリティ部門の大きな役割です。

当分科会では、IT・セキュリティ部門が抱える様々な課題や問題点について、ユーザ企業・サポート企業一体となって検討し、解決の糸口を見つけ、最終的には事業の成長に貢献することを目的としています。

サポート企業と共同でセミナーやパネル・ディスカッションにも参加

2021年11月、経営者とIT部門を繋ぐ「架け橋」になるというCIOLoungeの原点をテーマに、ユーザ企業・サポート企業合計20名のご参加を得てセミナーを開催しました。まず、金森アドバイザーから「経営者の2極化進むセキュリティ、解決手段はどこに!」と題した基調講演の後、「如何にして、経営者とのコミュニケーションパイプを構築するか」、「実際にセキュリティ強化に取り組む際、どのように体系的・網羅的かつ継続的に進めことができるか?」の2テーマをグループ討議頂きました。

2022年5月には、CIO Lounge主催、トレンドマイクロ㈱支援によるボードゲーム「工場におけるサイバーインシデント対応」を行いました。これは、参加者それぞれに事業部長・工場長・IT責任
者などの役割を演じていただくシミュレーションゲームで、どうすれば適切な対応を図ることができるか、活発な議論をお願いしました。IT部門と工場部門のセキュリティに対する課題認識の違いが浮き彫りになりました。

情報セキュリティ分科会
工場セキュリティ・ボードゲームでは、各チームとも議論が白熱
インシデント対応ボードゲームとは
2022年5月13日「工場におけるサイバーインシデント対応」セミナー資料(出典:トレンドマイクロ(株)作成)

ユーザ企業が直面する問題を、愚直に議論し、指針となる方向性を提案する

当分科会では、ユーザ企業が直面する以下のような課題や問題点を今後も議論する予定です。

  • グローバルセキュリティの対応
  • セキュリティ事故に対する対応方法
  • セキュリティ組織の構築、予算獲得法
  • セキュリティ人財の採用や育成
  • 中小企業におけるセキュリティ対策 等

ユーザ企業・サポート企業の皆さんとの活発な議論を通じて、指針となる方向性を今後も提案して行きたいと考えています。