CIO Loungeメンバーが、企業のITリーダーに向けて「経営とITの架け橋」となる知見・助言をリレーコラム形式で発信しています。
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一般企業の情報システム部門は、千差万別という言葉が当てはまると思えるほどいろいろな在り様があります。しかし経営や事業に貢献するIT/デジタルを担うという存在意義は共通であり、筆者自身の経験からもあるべき情報の姿は一定の枠に収まると…
“デジタルトランスフォーメーション(DX)”という言葉が、当たり前のように企業の生き残りに必要なものとして、認知されるようになってからほぼ5年。この間、あいまいな概念である“DX”をどう定義づけし、誰が推進するのかについて、各企業…
よくDX人材の育成について質問を受けます。それを考える上ではデジタルトランスフォーメーション(DX)の定義が重要です。大きく分けると、「守りのDX(プロセストランスフォーメーション)」と「攻めのDX(ビジネストランスフォーメーショ…
今さら、いや、今だからこそ、企業は改めてデジタルデバイド(情報リテラシー格差)の解消に取り組まなければならないと筆者は思います。デジタルデバイドというと、例えばPCや各種ソフトウェアを駆使できるとか、ネットやWebのさまざまなサー…
デジタルトランスフォーメーション(DX)が話題になって5年ほどが経ちました。その定義や意味は企業や人によってさまざまですが、筆者は大きく2つに分類できると考えています。1つはデータとデジタル技術を用いた事業変革や新規事業の創出、も…
エンタープライズITがダメになった理由の1つに「ベンダーロックイン」と言われる、ある特定ベンダーへの過度な依存による自社組織の弱体化が挙げられます。情報システム子会社についても、親会社がそこに100%依存している状況はベンダーロッ…
皆さんこんにちは。私は1989年に大学卒業後、パナソニックとオムロンで33年間、一貫して社内ITに携わりました。パナソニックでは大手量販店とのEDI、販売・生産・会計・物流領域の業務改革と基幹系アプリケーション、コミュニケーション…
読者の皆様、こんにちは。筆者は、海外に行きたいとの思いから三菱商事に就職しましたが、配属されたのはIT部門。文系卒でもあり、当初は不満も含めて戸惑いがあったものの、その後、33年間、IT関連一筋でした。18年の海外駐在など様々な経験…
筆者は1970年代から最近まで、一貫して金融業の情報システムに携わってきました。歴史と言うほどではありませんが、そんな仕事の経緯を振り返って、改めて皆さんにお伝えしたいことがあります。それは変化への対応の重要性と、一方で変化に流され…
読者の皆様、こんにちは! CIO Loungeの坂上です。私は1981年に食品会社に入社し、情報システム部門や経営企画部門、シェアードサービス会社などを渡り歩いてきました。そんな経歴からか、IT部門の方から「経営との関係の築き方」、…
表題から読者は、コラムの内容を想像していただけたでしょうか。むしろ違和感を感じられたかもしれません。それについては本文を読んでいただくとして本題に入りましょう。 私は住友ゴム工業という会社で複数の仕事を務めてきました。その1つとして…